環境への取り組みapproach to environment
ヒエン電工の環境への取り組みについて
長田野工場が環境に優しい理由
昭和49年(1974年)、京都府は産業振興を目的に、長田野工業団地を京都府福知山市に造成しました。「環境に優しい工業団地」をキャッチフレーズに、公害を出さないクリーンな工業団地を目指して造成された長田野工業団地は、まさに時代の先駆けといえるでしょう。長田野工業団地では、当社「長田野工場」を含む約40社が操業。環境に対する取り組みは現在も継続しています。
重油の使用禁止、硫黄酸化物は、国排出規制の1/10・・・厳しい基準をクリアー
ヒエン電工 長田野工場
具体的な取り組みの一例として、以下があげられます。
- 建蔽率は50%以下。
- 工場内外での緑地・公園の確保。
- 熱源として重油は使用禁止。
- 硫黄酸化物排出は、国規制の1/10
環境に優しい工業団地を標榜しているように、建蔽率の厳しい規制や緑化計画を実行。特に環境に大きな影響を及ぼす重油の使用を一切禁止し、熱源は、天然ガス・電気のみ。天然ガスに関しては専用のガス供給を行っています。さらに、硫黄酸化物については国の排出規制の1/10を実現しています。これらの施策はコストアップなどにつながりましたが、経営でのマイナス面を押しのけてでも環境にいい工場で生産を行いたいという考えから、「ヒエン」は長田野工場に生産拠点を堂々と構えたのです。
ヒエン電工独自の取り組みとは? まだまだ終わらない環境への取り組み
電線は再利用ドラムに巻かれて出荷
現在、ヒエン電工・長田野工場では、リユース(Re-use)に最大の焦点を置いています。具体的な取り組みとしては、電線を巻いて出荷する木製の巻き芯ドラムです。お客様にとっては、使用後は不要となる巻き芯ドラムを再利用することで、環境にやさしいだけでなく、コスト削減にもつながっています。 最終的には、廃棄物ゼロ = ゼロ・エミッションの実現に向け、継続的に取り組みを行っています。
環境方針
基本理念
ヒエン電工(株)長田野工場は、船舶用電線・産業機材・通信機材・機能性フィルムの製造工場であることを踏まえ、環境に影響のある事業活動、製品及びサービス活動において、地球環境の保全、気候変動の緩和、生態系の保護に貢献します。
環境方針
- ISO 14001 規格の要求事項に適合する環境保全及び環境保護活動を効率的、継続的に進めるため、EMSの改善に努めます。
- 環境に関する法規則、条例、協定等に加えて当工場が同意したその他の要求事項を順守します。
- 計画的に環境目的、目標の達成に向け取り組むと共に、その内容を見直して、継続的改善を図ります。
- この環境方針は、組織で働く又は、組織のために働くすべての人に周知し、環境保全及び環境保護に対する意識向上を図ります。
ISO 14001 認証取得
組織の名称 | ヒエン電工株式会社 長田野工場 |
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所在地 | 京都府福知山市長田野町一丁目14番地 |
登録機関 | 一般財団法人 日本海事協会 |
登録範囲 | 舶用電線、産業機材、通信用機材及び機能性フィルムの設計・開発及び製造 |
適用規格 | ISO 14001:2015 JIS Q 14001:2015 |
登録番号 | 01-023E |
登録日 | 2001年8月28日 |
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